現在、介護職は不足していて今後もその状況はもっと深刻になっていくかもしれません。そんな状況ですので初任者研修を修了するとお仕事は見つかると思います。私も休職中に介護の仕事のお話を聞きにいきましたが是非来てほしいと言っていただけました。
介護のお仕事、キツそう、大変そう、自分に務まるかな?など不安要因も多いのですが求人が多く就きやすいお仕事になっているので選択肢にあるのであれば介護職員初任者研修を受けてみるのはおススメです。もし介護のお仕事に就かなかったとしても老いとは誰もが通る道です。自分、両親、兄弟、親戚、友人知人、自分の身近な人、大切な人を支えるための知識としても学んで良かったと思える資格です。
初めに
介護職員初任者研修とは介護職の中でも一番最初に受ける研修で介護職にとっての基本中の基本を学習するといった感じです。介護職に就くためには、この初任者研修を受けていなくても未経験者でOKの職場もあるそうです。訪問介護に関しては初任者研修修了者していないといけないそうです。
長い間、家庭に入ってい主婦をメインに過ごしていた方、諸事情であまり職歴がない方で40代50代になってから本格的に仕事をしたいと思っている方、スポットで入って短時間で収入を得たいと考えている方にはおススメの資格だと思います。
気になるのは難易度だと思いますが、きちんとスクールに通いカリキュラムに従い、講師の言う通りに進めていけば誰にでも取得できる資格だと思います。
スクール選び
まずはスクール選びです。お住まいの地域によって違いは大きいと思うのですが私の住んでる地域では通える範囲に何校かありました。私が選んだのは隣駅で短期コース(週3回)そして金額も通える距離の中では一番安いスクールでした。私の周りでの話にはなりますが受講料金は4万円~9万円くらいでした。自分の都合にあった場所はコースをじっくり探すことをお勧めします。私の週3コースで通学の期間は1か月半くらいでした。
講習
私が通ったコースの詳細は以下の通りです。
●1日目 オリエンテーション・講義
●2~5日目 講義
●6~13日目 実技
●14日目 実技総合 (実技の試験)
●15日目 学科総合 (学科の試験) その場で採点。万が一、不合格の場合は再受験が可能 修了式
●上記の他に40時間分の通信学習(自宅での学習)が必要で学科レポート課題が全3回あり決められた期日までに提出し終了後に添削して返却されます。70点以上が合格となります。
ざっくりですが、こんな感じでした。ちなみに通いの15日間は朝から夕方まで、1日みっちりの学習となりました。
感想
正直言うと誰でも取れる資格かなと思っていたので気楽な気持ちではじめましたが、実際には学科も実技もとってもボリュームがあって奥の深いものでした。特に実技は、きっと現場にでたら即実践するだろう事も多く、ひとつひとつを覚えて実際にやってみることは、なかなか難しいことでした。介助者が安心して身を任せられるような介助をするのは大変なことだと思いました。でも、学べて本当に良かった、知れて本当に良かったと思うことばかりでしたし、これは高齢化社会に向けて皆が持っておきたい共通の知識だと思うし学校でも習えたらいい知識だと強く感じました。
私は今のところ介護職には就いていませんが、介護職員初任者研修は取得して本当によかったです。