認知症サポーター講習って聞いたことありますか?私は、この講習の事を介護職員初任者研修に通っていた時の先生から聞き興味を持ちました。2時間位の講習を受けると認知症サポーターとしての認定証がもらえ認知症サポーターになれます。
【認知症サポーターとは】
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
認知症サポーターに期待されること
1.認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2.認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3.近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4.地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5.まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
認知症サポーター養成講座は、地域や職域団体等で、住民講座、ミニ学習会として開催しています。
受講をご希望の場合には、在住・在勤・在学の自治体事務局へお問い合わせ下さい。 【引用:厚生労働省HPより】
昨今、認知症を発症する人は増えていて自分の将来、そして親の事を考えるととても他人事には思えません。そして昨年までデイサービスの事務職として働いていた時に、軽度の認知症からそれよりも重い方までさまざまな方と接する機会があり認知症と一言で言っても本当にさまざまな症状があり個人差もあり奥の深いものだとも感じていました。
講習の内容は自分の身内が認知症になってしまった場合の相談窓口、具体的に講習をおこなっている地域の相談窓口の連絡先までが一覧になった用紙を配布されました。それから認知症についてのレクチャーもありました。直前に初任者研修を受けていたので認知症についてのレクチャーには正直、物足りなさを感じましたが無料で受講できること、短い時間での講習なので仕方のない部分もあります。けれど自宅付近、地域の情報が得られる事は、とても良かったです。いざと言うときは迷わず相談できます。
認知症は誰でもなり得る病気です。今後、高齢化が進み、ますます認知症になる人の人数は増えることは間違いないです。そんな中で少しでも認知症を理解し家族だけでなく地域全体で優しい目で見守る事が出来る社会になっていく事は急務だと思います。認知症サポーター講習が広まりますようにと思いを込めて。