●子供を持つ女性の幸福感は子供を持たない女性よりも低い
●子供を産む意味がわからない
●子供いらない
こんな子供を持つことにネガティブな話ばかりが聞こえてきます。
子供を持つ女性の幸福感は子供を持たない女性よりも低いという調査結果がでていると一時期ニュースでも取り上げられてきましたが本当にそうなのでしょうか?この結果をこれから子供を生み育てる世代の方が見たらどう感じるのでしょうか?ますます少子化に拍車がかかりそうですよね。
確かに物価は上がり給料は上がらず生活していくのも大変な世の中で子供を生み育てるには経済的な負担は無視できないことだと思います。塾へ通わせるにも大学進学も本当に高額がかかります。
女の子と男の子、二人の子育てをほぼ終えた50代の筆者が女性の立場から子どもを持つことは幸せなのか?考えをまとめてみました。
子供を育ててみて素直な感想
私自身は子供を持てた事を心から幸せに思っています。子供を育て上げた方きっと、そう思う方がほとんどではないでしょうか?もちろん、子供の成長過程では様々な悩みもあります。私は男女一人ずつ育てましたが女の子は人間関係も大変で中学、高校と不登校気味になったり反抗期もあったりで本当に大変でした。心配もたくさんしたし、悩みも尽きなかったです。その時はとにかく必死でした。でもずっと向き合い続けること子供との絆も深まりましたし何より私自身がとても成長できました。我が家は高収入な家庭ではなかったし金銭的にもラクではなく夫婦仲も問題が山積でした。苦労がなかったかとは言えません。でもそんな苦労も全部含めても、やっぱり私は思います。子供たちに逢えて本当に本当によかったと。少し大げさかもしれませんが、子供たちと逢うために私は生まれてきたんだなとさえ思っています。
子供たちと過ごした時間は私にとっては学びであり成長でもありました。自分以上に大切に思える存在を育てていくということ守り切るという事。自分の為だけでは出せなかった力がでてきます。
子供を持たない人生について子供を持つ私が思うこと
もちろんですが子供を望まない人生を否定するつもりはありません。子供を持たないという選択の中にもきっと幸せはたくさんあるはずです。子供にかかる時間とお金で自分自身の人生を充実させる事が出来ると思います。仕事を極めたり、趣味を極めたり、それはきっと私が歩んできた人生では経験することができなかった領域で素晴らしいものだと想像でしかありませんがそう思います。
子供たちに出逢えた奇跡は私の人生の宝物
ただ、私は思うのです。子供を持つことで得られる幸せな気持ちは、他とは比べものにならない位の桁違いの幸せです。それを味わえて本当に良かったです。幸せです。これから子供が欲しいけど色々不安に思っている方に私の思いが伝わったら嬉しいです。ネガティブな情報ばかりが流れ少子化が進む日本。まだまだ女性の育児負担は大変な事もたくさんあると思います。それでも育児を終えポジティブに思えてる女性もたくさんいます。悪い事ばかりではない。出産、育児の幸せな部分もたくさん発信したいです。それと同じ位、日本という国がもっと子育てをしやすい環境になるためにはどうしたらいいのか?女性が自分の子供を持ちたいと安心した気持ちで思えるような環境になるには何が必要なのか?それを考えていくのは急務だと思います。