人生には、どんなに注意していても回避する事の出来ない辛い出来事と出会ってしまうことがあります。それは、まさに地獄に落ちてしまい再起不可能な状況です。そんな時でもどんな時でも、結局は何とかなってしまうと言う事をお話したいと思います。
どん底に落ちた直後は身動きも取れず、大きな苦しみ、悲しみを味わうことになります。この時点ではもう何もする気持ちにはなれない。絶望してしまう。それでいいのです。直後こそしっかり悲しんでいいのです。自分の気持ちに素直になり悲しむべきです。抗うことなくただ流れに身を任せれるのです。悩んだところで、悔やんだところで、慌てたところで事態はよくなりません。悪化する可能性もあります。
しっかりと悲しんで少し落ち着いてきても受け入れがたい出来事と感じる気持ちは変わらず、もしくは他人のせいでこうなってしまった。っと思ったり何で私だけがこんな目に合うんだろうと悲観したりしてしまったり悲しみは消える事なんてない。重苦しい時間は続き、そんな中でもがき続ける事でしょう。
苦しみ抜いて、悲しみ抜いて、心は段々と少しずつですが冷静さを取り戻していきます。過ぎていく時間のなかで、ふと頭をよぎる時がきます。もしかして、もしかするとこのどん底の出来事は次へのステップだったのでは?とか、長い目でみたら実はこうなって良かった。とか。この出来事があったからこそ大切な何かに気付けた。とか……………。
この気付きに達した時に人は大きく成長します。悲しんだままではいられないと、これからやるべきことや改善するべきことが目の前にパッと浮かんできます。行動せずにはいられないのです。この事に気付くと今後、どん底と思ったことに出会った時にはどんな事がおこると思いますか?
この出来事から何を学べるのか?考えるようになるのです。もちろん強い悲しみや苦しみは伴いますが、それでも起こってしまった事を受け入れて今後どのように歩んでいったらよいのかを一生懸命に考えるようになります。そして、この悲しみや苦しみを無駄にしないためにも少しでもプラスにできる事を探そうとします。ただでは転ばないという精神です(笑)
こうやって悲しみや苦しみと向き合うことで気付くと這い上がっています。
どん底から這い上がる まさにコレです。
時間はかかるかもしれない。だけど必ず道はあります。
止まない雨はない 明けない夜はない
それでも、もしも、どうしても受け止められない出来事に出会ってしまったら
心が壊れそうになってしまったら
その時はまず逃げて下さい。
逃げて時間を置いて下さい。時間は薬になりますので。
時間を置いた上で、上記の事を思い出してみて下さいね。
神様は耐えられない試練は与えない と言います。
あなたなら乗り越えられる。きっと。